使用方法にご注意ください

使用方法にご注意ください

[1] 橘茂貴 Eメール 2006/01/28(Sat)-10:57 (No.369) 引用

 ほにゃぢ様
 金丸中尉の甲冑姿、存じていますよ。袖の左右を間違えたものや、鍬形の逆反り差し(“陰○”の逆反りみたいで萎えます!・・失礼)と比べると、どひゃ〜っと腰を抜かしそうです。おまけに左袖が腋下から生えてる!脇曳と思えばゆるせるかな・・?説明文の“鳩尾の板”もどうかと思いますが。
 その昔、スキー研修旅行の引率で泊まった長野の旅館に二枚胴の背の部分が展示してあり、これを手にとった生徒や同僚教師も同じ間違いをしていました。使用方法の説明に苦労しました。そのうち腹巻も前後逆に装着されたりして・・

虎高様
 赤唐辛子ですか。他にも無いか調べて見ます。ニンニクなんかドウでしょうか?!甲冑の有機素材には建築木材の水分含有率のような微妙な湿気も必要なんですね。人肌のケアと同じで、カラカラもいけないんですが、金属部には湿気が厳禁!相反する条件のもとに保存しなければいけない甲冑は・・女の子みたいです。

[2] ほにゃぢ Eメール 2006/01/28(Sat)-12:37 (No.370) 引用

金丸さんは軍人だから余計に印象的ですよね。

着方の間違いはいろいろありますが、
胴の前後を取り違えるのは最悪だと思います。

・引合せが射向にくる
・引合せをつかみ易い
・合当理をつかまれる
・襟にあごがあたる
・手を前に上げにくい
・一人で着られない
まだあるでしょうが。

これらの不合理性からも間違いに気づきそうなもんだと思うんですが。
甲冑は動きづらいものという固定観念があるせいでしょうか。

虎高さま>
唐辛子を過信しない方がいいようです。
あれにも虫はわきます。知らずに食べたことがあるんで確かです。ゲゲっ
タバコシバンムシとノシメマダラメイガというのがそれです。
甲冑が主食ではありませんが、発生していいものでもないのでコマメにチェックした方がいいと思います。

[3] 虎高 Eメール 添付 2006/01/28(Sat)-23:04 (No.371) 引用
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甲冑の間違いは、確かに色々目にしますね。江戸末期の武士の甲冑着用姿が写真として現存していますが、ちょんまげの現役武士が袖の左右を間違えて・・・間違えるのは、この頃からの伝統なんでしょうか 笑)。
骨董祭でも往々見かけますが、指摘すると「何だコイツ!}みたいな顔をされますね。ですから今では、本歌の間違いのみ「やんわり」と指摘しています。

赤唐辛子を食害する虫がいる事は初めて知りました、ありがとうございます。鎧櫃での利用を人から教えて頂いた後、米櫃での利用を思い出しそちらを試したら成績優秀。
鎧櫃での利用価値ありと判断した時に手にした鎧には櫃内に多量の赤唐辛子入り和紙袋が多数・・・。過信は禁物でも、効果は有りそうです。

橘様
ニンニクは止めましょう! 例え効果があっても、櫃の中で甲冑に臭いが移り・・・・。ニンニク臭の甲冑武者なんて洒落にもならないです^^・って、いいながら想像していたりして^^。

画像を1枚添付。とある地方資料館での特別展での一こま。江戸初期の保存の良い甲冑・・・だそうです。シコロの羽根(袖)で、時空を超えて現代へワープか???。

[4] 橘茂貴 Eメール 2006/01/28(Sat)-23:58 (No.372) 引用

虎高様

楠木佐兵衛尉橘正成が末孫、橘大蒜!尉茂貴です。

この画像の甲冑、どこかで見た記憶があります。この袖どうやって付けたんでしょうね?素人さんの飾りつけで、篭手が胴に被さってしまっているのは良く見かけますね。大袖の受緒を胸で結んであったり・・
ところで、この甲冑の胴、現代作の胴に見えますが・・

[5] 虎高 Eメール 2006/01/29(Sun)-09:19 (No.373) 引用

<この画像の甲冑、どこかで見た記憶があります。
画像を何処かのHPで公開した記憶があります。

<ところで、この甲冑の胴、現代作の胴に見えますが・・
時代の読み違い解説は、たまに有る事。
専門家でなければしょうがない部分があるのでしょうね?。
これが江戸初期なら、戦後の経済高度成長期=鎌倉時代辺りの感覚ですよ、きっとw。

[6] ほにゃぢ Eメール 2006/01/30(Mon)-21:52 (No.374) 引用

着方、飾り方の間違い実例集を作ってみましょうか?
正確な時代考証うんぬんじゃなく、実害のありそうな間違い例を中心に。

いい画像がございましたらメールで送って欲しいです。
なければ作りますが。

[7] 虎高 Eメール 2006/01/31(Tue)-20:38 (No.375) 引用

<着方、飾り方の間違い実例集を作ってみましょうか?

いいですね^^ ぜひ宜しくです。
ほにゃぢさんのHPって、皆さん見てますからね・・・正しい知識を公開するには、うってつけの場所だと思いますよ。

実例画像は上の物位しか有りませんが、蔵品を使っての間違いなら私も作れますので、必要があれば仰って下さい。
私も以前、某所おひげさん管理人様の掲示板にて画像間違い探し・・・なんてクイズを出していた事があります。
その時は、胴の重ね、臑当の上下左右の逆、繰締の根緒に短刀をさす・・・等の間違いを7箇所程作り、その画像を使用しましたw。

[8] ほにゃぢ Eメール 2006/02/01(Wed)-20:59 (No.376) 引用

そろそろ桶側胴キャンペーンの代わりを考えていたのでいい機会かと思っています。

博物館等での奇想天外な展示はなかなか思いつかないようなものが多いので、ご教示お願いします。

[9] 橘茂貴 Eメール 2006/02/01(Wed)-21:10 (No.377) 引用

面白い企画ですね!
佩楯を草摺りの上から巻き付けたものを見たことも・・

ところで、喉輪と頬当の重ね飾りはどう判断されますか?
甲冑の実用が失われた江戸時代から行われていますが、故笹間先生は滑稽であると評されています。そして、喉輪の着用方法が以前、問題になっていましたが、飾りつけではどうしますか?

「日本甲冑の実証的研究増補」、古書の価格5万!本歌の篭手か佩楯が買えそうです。名古屋の図書館にあるかしらん?

[10] 虎高 Eメール 2006/02/03(Fri)-00:26 (No.379) 引用

ほにゃぢ様

アルバムを詳しく調べたら、結構間違い画像も残ってました。ですから、週末にでもメール添付の形で送ります。
節分おばけ・・・楽しんできてください。

橘茂貴様

<飾りつけではどうしますか?
見栄えよく飾るにはどうしたらよいか?・・・という事ですか?

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