背中が真っ平らで、ずん胴。
肩上と両脇の4箇所をベルトで締めるようになっているが
ウエスト100cmくらいの人でも余るんじゃないかというくらい大振り。
これに背撓をつけたり、腰すぼまりのシルエットにしたり、と改造箇所が非常に多い。
当時(多分現代も)の日本人の体格には合わないので、和製の南蛮胴が出来た事も頷けますね。
体にあわない南蛮胴をつけた肖像が残っているのは晩年の渡辺守綱でしたっけ?
なるほど、肩甲骨出てますね。
西洋甲冑の背面の肩甲骨は初めて見ました。
もっとも西洋甲冑はあまり数を見たことが無いのですが・・・。
確かに安土の南蛮胴は背骨に沿って溝になっていましたね。
ところでこの形式の西洋甲冑は何と言うのでしょう?
兜はキャバセットとかモリオンとか形式による名称がありますが、胴の正式名称が分からないんですよね・・・。
渡辺守綱さんの肖像画はめちゃくちゃ胴長ですよね。
私も当時の日本人並みの身長なので、このまま作るとこれぐらいのバランスになりそうです。
西洋甲冑ってヘルメットはバリエーション豊富ですが
胴の方は特別に名前がつくほどの特徴的なものが少ないんじゃないでしょうか。
胴として完成の域に達していたとかで。