掲示板見させてもらいました!とても素晴らしかったです!よかったら、伊予札の作り方を教えていただけませんか?
[2] ほにゃぢ Eメール URL 添付 2006/12/03(Sun)-15:31 (No.517)こんにちは
掲示板はみなさんの投稿で成り立っているので内容の充実度はみなさんにかかっています。
で、伊予札ですがこんな感じです。
一般的には上部6孔を下の8孔より大きくしますが面倒なのでしていません。
私はタミヤのプラ板1.2mmを使いましたが
より強度を求めるならABSの1.5mmが良いでしょう。
ナチュラルカラー(乳白色)の方が安いですが黒なら多少の塗装はがれも安心でトータルで安上がりになるかも。
ネットの材料屋さんで売ってるものは大きい尺(1mX2m)のものもあるので桶側胴などの工作にも使えます。
札は強化のためと連接したときに自然に丸みがつくように図の矢印のようにわずかに湾曲させます。
[4] ほにゃぢ Eメール URL 添付 2006/12/03(Sun)-15:43 (No.519)湾曲させる方法
孔を開け帯状につながったままの状態で鍋の内側側面に貼り付けます。
そこに熱湯を注ぎ、帯が鍋の形に湾曲したら取出して急冷。
1枚ずつ切り離して完成。
長手方向にペラペラ曲がらない強度がでます。
ありがとうございます!よかったら、胸板や押し付けなどの作り方を教えていただけませんか?
[6] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/04(Mon)-20:57 (No.521)金具廻りには特別な作り方はありません。
体型を考慮して現物合わせで作ります。
板モノは繰返し応力に弱いので金属で作る方がいいんですが…
プラで作るんなら2枚重ねにして強化するしかありません。
参考画像はBlogにアップしておきます。
脇板と威糸、鉢などは、どうすればいいのですか?
[8] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/05(Tue)-07:19 (No.523)脇板は製作日記に、威糸は下のスレにあります。
兜はいろんなやり方があるでしょうが、どれも難しいです。
参考に高校生がカッターとキリだけで作った作例をBlogに載せました。
作り方はほとんどが
・切出し
・穿孔
・曲げ
・表面造形
・塗装
・組み込み
の工程からなります。
作りたい部品の形状は本や資料を見て自分で決めないと作る楽しみがありません。
なので
「このパーツをこの型通りに切り抜いて、ここをこう曲げて…」
なんていうバカ丁寧な押し付けはしません。
でないと
「あんたの家はこんな玄関のある、白い家にしなさい、じゃないと死ぬわよ」
と押し付けるばぁさんみたいになりますもん。
肩上は、どうやってつくるのですか。あと、胴丸鎧の内側の皮は、どうやって貼り付けるのですか?
[11] 伊藤 Eメール 2006/12/07(Thu)-19:45 (No.529)小札に穴を開けたり、切ったりするのに何を使いますか?
[12] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/07(Thu)-23:55 (No.532)肩上はBlogにアップしておきました。
高校生でここまでやる人はそうそういないでしょう。
私も2度としません。
胴裏の包革は一段ごとに包むやり方(旧)と全部まとめて包むやり方(新)があります。
一段ごとは手間ですので止めた方がいいでしょう。
胴を威し終えて金具廻(胸板、脇板、押付板)をつける直前の状態で胴の外周端に来る、威しや緘みの穴に縫い付けて固定します。
胴の発手(下端)のみ札板の外側まで巻き込んで縫い付けます。
言葉だけじゃ説明不足ですね。
実は、高校生です。甲冑を作るのは、初めてです!僕でも、簡単に作れる甲冑ってありますか?
[14] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/09(Sat)-17:34 (No.534)切るのに必要なプラカッターとサークルカッターhttp://www.olfa.co.jp/ja/body/kind/9_p1.html
http://www.olfa.co.jp/ja/body/kind/16_p1.html
穴開け工具は
大小の穴開けが自在にできるドリル(手動or電動)がベストですが
最低でも三つ目錐、穴を大きく拡げる時は切出しナイフのコンビで乗り切れます。
高校生にでも簡単に作れるかどうかは個人の技量や家庭環境にも左右されるのでなんとも言えません。
紙甲冑が簡単だと言う人もいますが、あれはうさぎ塾さんなどの工作セットということと、材料が紙という一般的なものであるということのおかげです。
実際にイチから自作するとなったら紙もプラも革、鉄も難しいのにはかわりません。
笠間先生の「図録日本の甲冑武具事典」を買って自分にもできそうな造形上の逃げ道を探すのもいいと思います。伊予札による甲作はそうやって見つけた逃げ道でした。
本をながめてるうちに情熱も高まりますし。
材料も高価なものを買えないのなら100円ショップというありがたいお店がお勧めです。甲冑を自作する人でここを活用していない人はいないというくらい。
普段から100円ショップ、ホームセンター、手芸店をパトロールして工作に役立つものを見つける目を養ってください。
ほにゃぢ様、伊藤様お邪魔します。
製作アドバイス拝見させていただいてます。
ところで伊予札に「ため」つける方法を説明されていましたが、本歌の伊予札にも「ため」は有るのでしょうか?佩盾用のものにはなさそうですが、胴やシコロの札には有るのですか?
最近鉄伊予札具足を作ろうかと妄想しているので。
雪谷さまお久しぶりです。
我流を大公開して恥をさらしています。お楽しみいただけていますか?
さて撓ですが伊予札にはありません。
試行錯誤した結果のオリジナルです。
サイズにしてもB4版からの効率のよい取り数から割り出したものです。
定法からはずれたものを作っていると本歌を写して作っていては気づかないような珍説も思いつきます。
面白いもんですね。
胴丸を作るのにどの位の伊予札がいりますか?
[18] 伊藤 Eメール 2006/12/10(Sun)-18:58 (No.538)籠手や、脛当も作ってみたいのですが、どうすればいいですか?
[19] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/11(Mon)-12:37 (No.539)胴丸の構成は前立挙二段、後三段、長側四段で
前立挙は約250mm、後300mm、長側は胴囲プラスアルファの寸法から何枚要るか算出します。
これに草摺を合わせると800枚以上にはなるはずです。
三具は多様なものがあるので一概にどう作るかなんて言えません。物によって最適な方法が違います。
作りたいものを決めてから具体的な工作方法を考えるべきです。
基本的な作り方は「布に板と鎖を綴じ付けて装着用の紐などをつける」という漠然としたものになります。
トム・クルーズがラスト・サムライで着用していたような甲冑を作りたいと思います!よかったら、アドバイスをいただけませんか?
[21] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/13(Wed)-22:02 (No.541)あれはほとんどを革で作っているようです。
目的の形状に曲げた革に塗って乾かすとそのままの形に硬化する皮革硬化剤というのがあります。
兜のシコロ、胴の肩上、袖、籠手の下腕部、臑当などに型崩れ防止で使っているんじゃないでしょうか。
加工しやすく強度もあるのでいい素材かもしれません。
ありがとうございます。どんな構造かわかりますか?
[23] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/14(Thu)-22:48 (No.543)甲冑というより衣装というべきものかも。
押付板に固定されていない肩上、ペラペラの胴で両引合せ、という畳胴のような作り。
ところで伝前田慶次郎所用の五枚胴具足は作るのあきらめましたか?
[25] 伊藤 Eメール 2006/12/15(Fri)-20:09 (No.545)作りたいのですが、最初、どのようにしたらいいかわかりません!
[26] ほにゃぢ Eメール URL 2006/12/15(Fri)-22:07 (No.546)甲冑に限らずモノ作りには近道、抜け道はありません。
まず、構造の研究と自分にできる加工法と材料の選定をしないと一歩も進めません。
辰之進さんの掲示板でいろいろアドバイスを受けてだいぶ経ちますが何か一つでもアクションを起こしましたか?
まだ何もしていないならあなたには「まず始めろ」としか言いようがありません。
本来アドバイスというのは何かをやっていて壁に突き当たった人にするものです。
1から10まで人に聞かないと何もできないなら
やはり最初は紙甲冑教室かうさぎ塾の無料型紙しかないでしょう。
一通り言われるままに作ってみて基本が解ってから自分なりの応用作品を作るのが一番の早道です。
そうやって壁に突き当たった場合なら何でも相談にのりましょう。
お金がなくて本が買えないのならヤフオクから画像をダウンロードするのもいい方法です。
裏側まで詳細な画像があったりするのでとても参考になります。
この前ここで威糸について質問されたゲマさんはネットで落とした画像を型紙として作製されています。
これなんかもすごくいいアイディアだと思います。
http://gemastudio.yakiuchi.com/
ほにゃぢ殿、おじゃまします。
面頬を作ってみました。
生地完しましたので投稿させて頂きます。
鼻部は鉄板1.2o その他は0.8o使用してます。
自分の顔から取った型を基にしているので、既製品にはない装着感があります。
hinenobati 様、お久し振りです、以前はお世話になりました。
鉄を整形する技術、素晴らしいですね、ただただ圧倒されてしまいます。
鼻の部分を厚くしたのは打ち出しの関係だと思いますが、実際には、鼻のような小面積を深く打ち出すのは、これ位の厚さが手ごろな厚さなのでしょうか?
もう1点、鼻以外の部分は一枚の鉄板からの造形なんですか?
質問ばかり・・・すみません。
しかし、平面をどのように加工すればこの形になるか、全然頭の中で組み立てられないです^^。
hinenobati様、すごいの一言です。まさに現代の甲冑師!
面頬は打ち出し技術が如実にでるところです。木槌と木型だけでここまで打ち出しをされるとは・・絶句です。
ふくらみはまだしも、きっちりと稜線を出すのは至難の業でありますね。手順を考えないと型から外せなくなりますね。私も鉄道模型で0・3mm厚の真鍮板の打ち出しを行い、ヤスリがけをして整形をしたことがありますが、こんなやわらかい金属で小面積でも思うように行かず嫌になりました。
現代の鉄ではなく、昔の和鉄を使って鍛造をしつつ、打ち出してみたくなってきませんか?無理な話ですが・・
次は漆の焼付けに挑戦してみませんか?
すすすす、すごすぎる、、、、、。
あつかましいお願いですが道具や型もアップしてはいただけないでしょうか?
虎高様へ
お久しぶりです。以前はあまりお役に立てなくて…。^^;
お褒め頂き、恐縮です。
加工技術は、思ってるほど高くないですよ。
鼻の部分を一枚の鉄板で打ち出すと、0.8oでは破れてしまいました。
仕方なく1.2oを用いた次第です。
二分割にすれば良かったと後で気づきました。そうすれば楽に加工できたのに…。
鼻以外の部分は、四分割になっております。
耳は後付した物です。それと顎の底の板は別物です。
橘茂貴様へ
お褒め頂き、恐縮です。
私、まだまだ甲冑師のレベルには程遠いです。
鉄を加工する場合、木槌と木型は不向きかと思われます。
工具類の投稿画像を見て頂ければわかると思います。
和鉄を使った鍛造、出来ることなら挑戦してみたいです。
和鉄は入手出来ませんからね、残念です。
漆の焼付けについてですが、以前に橘茂貴様が焼付け塗装について
述べておられたので、気にはなっていたんです。
いずれ錆地に、錆の進行を止めるために透漆の焼付けを試そうかと考えております。
雪谷実次様へ
ご要望にお応えして、道具や型の画像をアップしました。
鉄アレー(これも金床)のある横の列が板物加工の要となる金床類です。
画像には写っていませんが、大型のバイス、コンプレッサー、ガス、電気溶接機、があります。
小さくて解りづらければ、メールにて拡大画像をお送りいたします。
夏バテでくたばってる間に大そうな盛り上がり、うれしいです。
hinenobatiさま>
すごいのができましたね。
やっぱりちゃんとした原型があった方が作りやすいんでしょうか。
顔の型取りは鼻にストローつっこんでシリコンに顔を浸けたんですか?
鉄アレーは気づきませんでした。安上がりでよさそうですね。
工具類の画像は見てるだけでワクワクします。
ほにゃぢ殿へ
精度を求めるなら、やはり原型があったほうが作りやすいように思います。
それと頭の中のイメージと出来上がりとのギャップが少ないですね。
私は、技術の未熟さを原型でカバーしてます。
シコロや威し下げにも原型を作るくらいですから…。
顔の型取りは鼻にストローをつっこんで、ラップをあてた顔に石膏を盛ってもらいました。
固またら取り外し、石膏で修正をして完成です。
hinenobati様
デスマスクのとり方と一緒ですね!って縁起でもない、と怒らないでください。この頃のデスマスクはもう少し進化しているようですが・・
石膏と言えば「吉野石膏」が有名でしたが、発熱して熱くなりませんでしたか?硬化の時間はどれぐらいかかりましたか?参考までにお教え下さい。
漆の焼付けは「何度」と言う目安はあるようですが、結局は経験と勘によるようです。東京の甲冑師小野田さんが(結構高齢だと思いますが)甲冑製作を始めたようです。袖の冠板、鳩尾の板、栴檀の板の形状からは大山ずみ神社の有名な胴丸鎧のようですが、推定復元の星兜鉢には焼き漆をほどこしてあるようです。
ただ、漆の焼付けには疑問が一つあります。鉄の鉢が焼きなまされてしまうのではないのか?と思うのですが。百数十度程度では大丈夫なのでしょうかね?
画像アップ感謝。本格的な鍛金にはこれくらいの道具が要りますか、、。ますます晒しFRPに傾くなあ、、、。
鼻にストロー突っ込んでってすごい根性ですね。見習わなければ!
怪我にお気をつけて。
石膏ですか。驚きです。
硬化時の熱も相当なものだし、硬化時間も結構かかりますよね。
歯科用のシリコンなら硬化時間が短くて便利なんですが
値段的には 石膏>>シリコン ですね。
石膏!―鉄道模型のシーナリー、ストラクチュアー部門(レイアウト用品と言ってますが、一般にはジオラマでしょうか)を覗くと、もっと手ごろなものがあるかもしれません。
それにしても凄い工具ですね。これに旋盤とフライス盤が加われば、鉄道模型車両工作には鬼に金棒です・・って甲冑工作板でしたね。失礼!
私が使っているものは、おこちゃまの工作用石膏のせいか、顔に乗せてると暖かくて心地よい感じでしたね。使い捨てカイロ程度です。
硬化を始めるのは早いですよ。コップ半分の量を作っていくのが作業するにはちょうど良いみたいでした。
硬化時間は約30分ほどで型から外せます。完全硬化させるには一週間ほど放置したほうがよさそうです。
半乾きの状態が加工しやすいです。石膏は入手しやすく安いので何かと助かります。
橘茂貴様へ
漆の焼付けの疑問、私も同感です。
詳しいことは解りませんので、間違っていたらごめんなさい。
刃物類は高温で焼きを入れた後、低温で焼きもどしをしていたような気がします。、
鉢が焼入れをした和鋼なら、焼きに多少なり影響するかもしれませんね。
鉢が和鉄で出来ているなら、焼は入っていないでしょうから影響はないのでは。
和鉄は錬鉄だから焼入れが出来ないと書いてあったように思います。
ちなみに私の使っている鉄板も焼入れはできないですね。
雪谷実次様へ
0.8mmの鉄板程度なら、これくらいの道具は要らないように思います。
木台と鉄アレーで兜工作はできると思いますよ。
0.8oの鉄板で挑戦してみては…。
ほにゃぢ殿、お邪魔します。
やっと面頬が完成しましたので、投稿させて頂きます。
兜と共に写してみました。
反射して少しわかりにくいですが、愛嬌ということで。
相変わらず、すばらしいできですね。
忍緒は丸絎紐ですか?全体にマッチしてていい雰囲気だし。
しかし素人には良さが解らないくらい地味に抑えましたね。
もうちょっと加飾があってもバチはあたらないでしょうに、シブすぎです。
お褒め頂き有難うございます。
忍緒は丸絎紐です。
締まりは良いのですが、結び目の所の綿がなくなり、改良の必要があります。
>しかし素人には良さが解らないくらい……。
確かに少し地味すぎましたね。まあ、これはこれで良しとしましょう。
いま、手直し中の兜と半頬があるのでバチがあたらない程度に派手にしてみます。
おおう、博物館の展示品みたい、、。御髭(でしょうか?)の銀箔がおしゃれですね。フル装備完成の日も近い?
[17] hinenobati 2006/10/01(Sun)-13:44 (No.510)お褒め頂き有難うございます。実物をお見せ出来ないのが残念です。
寄り道しながらの工作なので、フル装備完成は来年の春を予定にしてます。
来春というとお釈迦様の誕生日には間に合いそうですか?
[19] hinenobati 2006/10/05(Thu)-17:31 (No.512)籠手、佩楯、臑当の順で工作します。順調に行けば、なんとか間に合いそうです。
苦戦をすれば、お大師様の誕生日まで掛かりそう。
愛媛県 今治市村上水軍博物館
−村上家武具関係資料調査及び修理報告書−
定価1000円 120P
様々な分野にふれていてとても参考になる資料です。
2006/9/20現在、在庫あり
メールで連絡後、現金書留で購入
虎高です。又、掲示板をお借りしにきました。
いつも感謝しております。
橘茂貴さん、これが「三条殿夜討の巻」の杏葉の三様の表現です。前方、後方曲がり、曲がり無しの様子が確認出来ると思います。
この図でフト新たに思ったのですが、そもそも「杏葉」に、曲がりがなぜ必要なのでしょうね???
ほにゃぢ様
掲示板、お借りします。「名古屋城宵祭り」、転居と重なって行けそうにありません。来年に期待しましょう!
虎高様
「三条―」の作者は甲冑の考証、表現に巧みなようですから、初期の杏葉には三態あったのでしょうね。「杏葉の曲がり」は実用上のものと言うより、単純に意匠上のものではないでしょうか。
上部の折れ曲がりは大鎧の障子板の役目(矢止まり)で、胴丸に袖がついて胸に下りてからは必要のないものですから形骸化していき、江戸時代頃には無くなってしまっていますね。
>「杏葉の曲がり」は実用上のものと言うより、
>単純に意匠上のものではないでしょうか。
曲がりに役割上の意味があれば、3態も(左右間違いとすると曲がり無しと2態)無いと思いますし・・・。
ご指摘の通り、やはり、単純に意匠上と考えるのが自然な様ですね。
ほにゃぢ様 初めまして。
杏葉の曲がり。
自分はこう感じました。恰も鉄の板を通常曲がらない
方向へ曲げているような・・・それと日本甲冑100
選には力の示し、と←此れは九尾の板の曲がりに対し
ての見解が有りますね。
>日本甲冑100選には力の示し、と←此れは九尾
>の板の曲がりに対しての見解が有りますね。
100選にそのような見解の記述がありましたか?
一度読み返してみます。ご指摘、ありがとうございます。
蛆虫様
はじめまして、「たちばなのしげたか」と申します。
読解力不足でご免なさい。「鳩尾の板の曲がり」とはどのような状態を示すのでしょうか?板全体としては、平板な板では無く、ふくらみを持たせていることはご存知かと思いますが、上部の冠板に相当する部分の切れ込み(山型、片山型)の事を指しておられるのでしょうか?
“杏葉の曲がり”と表現しているのは下部の切れ込みの曲線のことなのですが、「曲がらない方向へ曲げている」というよりも、どのような形に鉄板を断っているのかだと思うのですが・・勿論、蛆虫様の仰るように、この曲線のカーブが力の方向を示す(ベクトル)事は理解できるのですが、このベクトルがどのような意味を持っているのだろうかと言う疑問です。
失礼な発言になっていましたらご勘弁下さい。感覚的なところは言葉では表現しずらいものですね。脳で思った事を映像化できないものでしょうかね〜。
橘茂貴様
他の掲示板の方では以前から拝見して居りました。九尾
の板の膨らみは以前から知っておりました。それと御免
なさい、「甲冑100選」144項の上段、右から6行目から
・には曲がりとは書いてなく反りと書いてありました。
上部の冠板では無いです
>>どのような形に鉄板を断っているのかだと思うので
すが・・・これは[4]の文頭にも有りますように「恰も
」と表現していますので、断って作ているであろう物
を予め承知したうえでの投稿になりますが語句の受け
止め方も微妙に違いますので誤解を与えてしまったかも
しれません。その単純に断って作ったであろう物を、ま
るで怪力の指で杏葉の下部の尖ったような所を曲げたよ
うに見せていると感じましたもので今回投稿しました。
>>どのような意味を持っているのだろうか・・・ここを
自分は力を示す物的表現と感じました。
蛆虫様、よく解りました。
デザイン的なものの解釈は当の本人(製作者)以外には出来ないのかも知れませんね。難しいものです。十円玉を折り曲げるように、怪力の指で曲げちゃったのかも知れませんね。
ところで“杏葉”には馬具装飾品、甲冑付属品、紋の3種がありますね。発生も列挙した順だと思うのですが、古墳から発掘される馬具用の杏葉が甲冑用のものに転用され、本来装飾だったものが肩の防御と言う実用面にも注目され、胴丸の地位向上にともない、再び装飾になったと言う感じですね。
“下部の尖ったところ”(曲がり)は、色々と写真を見ましたが馬具用の杏葉では、まっすぐに下りているものが殆どのようです。これを前(後)に曲げたのは製作者の遊び心でしょうか。
紋の場合は二つセットで丸の中に収めるという形が多いので、自然とあのような形になるのでしょうね。
―杏葉の説明です―
時 代 : 6世紀後半
出土地 : 高崎市観音山古墳
寸 法 : 幅13.5cm
杏葉は、馬の鞍(くら)を固定するための胸繋(むながい)あるいは尻繋からつり下げられる装飾用の馬具である。日常的な乗馬には必要なく、儀式の場に臨む際に装着されるものである
みなさんこんにちは、盛り上がってるところに横からちょっと失礼して。
蛆虫さまはじめまして、今後ともよろしくお願いします。
杏葉とは関係ないことですが橘さまの書き込みで思ったこと。
意匠全般において外側に反ったりはねたりしているものはなんとなく大陸的な印象がありました。
逆に内側に曲がっているものは日本的な印象。
(あくまで個人的な印象ですが)
意匠を丸の中に収める紋の存在、それゆえにいろんなものの形が丸の中に納まり易い形に進化していくのかもなぁ、と一人納得してしまいました。
>意匠全般において外側に反ったりはねたりしているものはなんとなく大陸的な印象がありました。
逆に内側に曲がっているものは日本的な印象。
同感です!!
ところで、仏教美術にある彫刻などで、インド系の神様由来の毘沙門天が着用している甲冑にも“杏葉”らしき表現がなされていますね。この辺も初期胴丸の杏葉の原型でしょうか。
「蝟虫」様よーく漢字をみたら、虫偏に「胃」ではないですか!人が悪い(失礼!)
掲示板の漢字は見難いので「蛆」と勘違いしていました。二字に分けておられますが、「いらむし」様でよろしいのでしょうか?
佐竹義重、義宣父子の甲冑の前立ては源氏の出身である事をもじって「けむし」(げんじ→けんし→けむし・げじげじ)でしたね。この飾りはたしか「虫偏に胃の“いらむし”」ですね。“いらむし”は「毛虫」ではありますが、「針鼠」のことも指していますね。
佐竹氏ゆかりの方なのでしょうか?私は父方が橘氏系岡本氏、母方が橘氏系楠木流なので「たちばな」をHNにしております。
ほにゃぢ様 家紋で抱き蝶なんか外枠が細いと女紋
に見えませんか、抱き柏とかは男性的に見えたり。
橘茂貴様、HN、正解です(^ー^)。「いらむし」でも
間違いでは無いと思いますと言うのも「いむし」と
言って田んぼなんかに団子状に成って群で飛んでる
ウンカみたいな虫を昔?は蝟虫と言ったらしいんで
すが、どうも良く分らなくって。それと茨城出身な
ものでちょっと拝借して。自分は雑賀荘内の村と関
わりがありそうです。
蝟虫さま失礼しました。
老眼が進行しているのでこういう失敗が多いです。
線の太い細いでそういうことを表現したり
日本にはそういった不文律みたいなものが多いですね。
文書で残ってないので遺物に数多く触れることで、なんとなく感じ取れるようになるしかないんでしょうね。
ほにゃぢ殿
経過報告です。
やっと生地完に漕ぎ着けました。
桃形クンです。
これから塗装の段階に移ります。
いいですね。無塗装だと西洋兜みたい。
しかし仕事早いですね。
今回は何キロくらいになりそうですか?
うおーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
抜けた腰と目玉がどこかへ飛んでいってしまいそうです。
質問を少々、、。
@ 胴のときと同じように石膏原型を使って鉄板の曲 げ具合を点検されたのでしょうか?
A 鉄板の厚みはどれくらいでしょうか。
B サイズの決め方は?たとえば頭の鉢の周囲が50セン チだとしたら冑の鉢の周囲はどれくらいになるので しょうか?
ボール紙で阿古陀形鉢を作ろうとして失敗してふてくされている雪谷でした。木型をこしらえてアルミをたたいた方が早いかなあ、、。
ほにゃぢ殿へ
>西洋兜みたい。
やっぱり!
ウルトラマンにも見えませんか?
>仕事早いですね。
暇ですから。
今回は少し大きめに作ったので兜の重さは約2.0sです。
少し大きい分だけ風通しがいいので、汗かきの人にはいいかも。
PS:転居のお知らせ有難うございます。
岡崎へ行った際にはお邪魔させていただきます。
よろしくです。
雪谷実次殿へ
>@胴のときと……。
はい、その通りです。
>A鉄板の厚み……。
鉢が1.2o シコロが0.8oです。
>Bサイズの決め方……。
本歌の鉢のサイズ(幅、奥行き)の資料を集めそれを参考に決めました。
参考までに私の場合は、幅21p 奥行き25pを基準にしています。
幅と奥行きが決まれば、それを囲むように曲線を描くと周囲は自ずと決まります。
阿古陀形の鉢はパーツが多いので、その分精度が要求されますね。
ふてくされず頑張りましょう!
木型にアルミを当て、叩いて形成されるのですか?
いろいろ有難うございます。
サイズですが頭と冑の間の隙間はどれくらい開いているものなのでしょうか?緩衝のことを考えると隙間は大きい方が良いのでしょうが、重さや見た目を考えるとやたら大きくするわけにもいかんだろうし。
ところで石膏型はどうやって作られてるのですか?やっぱり粘土で原型を作ってかたどりされてるんですか?
>木型にアルミを当て、叩いて形成されるのですか?
もう一遍工作画用紙で挑戦してまみます。阿古陀形といっても、胴丸、腹巻につくような装飾性豊かなものじゃなくて、当世具足につくようなタイプの物ですけど。
雪谷実次殿へ
>サイズですが頭と冑の間の隙間はどれくらい……?
私も兜を作り始めた頃は疑問に思いました。
当時は規格等はなかったですから、
おそらく「個人の好み」ではないでしょうか。
>石膏型はどうやって作られてるのですか?
石膏といえば型に流し込んで形成するイメージがありますね。
私は、石膏の塊をノミ、カンナ、ノコギリ、ヤスリ、ナイフ等で削って形成してます。
石膏の塊の重要でない部分は、空洞等にしてあります。
削りすぎた時など、そこへ新たに練った石膏を盛れば、
何度でもやり直しができるので便利ですね。
ホコリだらけになるのが欠点ですけど……。
>塊をノミ、カンナ、ノコギリ、ヤスリ、ナイフ等で削って
その手がありましたか。切削、盛り上げ自由自在、スタッフで裏打ちすれば強度も充分。
ただ道具のメンテナンスが大変そうですね。
桃形クンの完成報告です。
結構重い(チョコと失敗)です。
次に作る時は、少し小さめに甲作します。
今回、マエダテに金箔を使ってみました。
画像では判らないですが、薄いシミのようなモノが沢山あります。
初チャレンジなので許せる範囲内です。
光を受けると、眩しいほどに光り輝きます。
おおおおおおおおおっ!!!!
ワシがなん〜もしてないうちに、、、。恨めしいのは自分の無気力、、、、。
最近考えているのは、水粘土で石膏を取らずに、少し乾かたうえから、ラップを剥離材代わりに巻いた上から晒し木綿を合成樹脂もしくは糊で貼り固めて金属線で補強しいくやり方、、。
>薄いシミのようなモノが沢山あります。
金箔を押す前のふき取りが足りずに、あまった接着剤が金箔を通してしみ出したんでしょうね。
しっかりふき取るほかにも、金箔をアカシ紙とタオルで保護した上でアイロンで圧着して張り合わせるてもありますよ。(金箔を厚くして染み出しにくくする。)
以上、釈迦に説法で御座いました。
雪谷実次様へ
>ワシがなん〜もしてないうちに、、、。
考えるのも甲作のうちですよ。
いろいろ考えるのって面白いですからね。
でも、実行した方がもっと楽しいような……。
>>薄いシミのようなモノが沢山あります。
フムフム、なるほど!!!
圧着して張り合わせる→次回チャレンジせて頂きます。
いろんなことご存じなんですね。
アドバイスありがとうございます。
以上、釈迦の域には程遠いhinenobatiでした。
すばらしい出来ですね。
簡素な構成ながらも精緻な作域で大名クラスの所用兜といった感じです。
ともするとゴタゴタと飾りをつけたくなるのを我慢してバランス重視で仕上げるところはセンスの良さですよね。
わたしも1日も早く作業環境を整えて頑張りたいと思います。
ほにゃぢ殿へ
お褒め頂き有難うございます。
大名具足を意識した点、シンプルにしてバランスを重視した点、
私の意図したところを全て見抜かれて驚いています。
一画像から、なんでそこまで解るかな〜ぁ?
早く製作環境を整えられ、甲作を再開されるのを楽しみにしております。
掲示板、お借りします^^。
このように塗り分けられているのですが、変わってますよね?
他に、このような札の途中から塗り分けを行なっている甲冑をご存知の方は、情報をお寄せください。お願いします。
ほにゃぢ殿、留守の間に掲示板お借りさせていただいております。
無事岡崎に到着のようで、まずは安心しました。
さて今回の件ですが、塗り分けの例は幾つか知っていますが伊予札と言うのはすぐに思いつかないですね・・・ちょっと調べてみます。
紋柄威のために糸を途中で継ぎ足したりするくらいですから
塗り分けくらいは簡単なことだとは思いますが、あんまり見かけないですね。
調べてみたいけど、しばらくは資料が発掘できそうにありません。
威付前の塗り分けでしょうから、札全体でも、その一部だけの塗り分けでも手間はあまり変わらないでしょうが、やはり伊予札は珍しいのでしょうね・・・。
因みに、桶君なら、た〜くさん製造されていますよね・・・画像の御貸胴のように。
こんにちは。
また少々御無沙汰しております。
先日またインチキ画像を作りましたので磔…いや(瀧汗)、貼り付けさせて頂きます。
いかがなものでしょうかね。
ちなみにこの画像、某超マイナー武将の塞都表紙に使っていたりします。
影まで…。ごくろうさまです。
舟の方にもクッキリの影を追加すれば完璧でしたね。
しかし、こんなことよく思いつきますね。
明日は端午の節句です。
出無精の私はどこにも行かず・・弓道場で一日を過ごしております。と言うことで、MY冑の祓い立て台に菖蒲の葉を差して遊んでみました。
ほにゃぢ様、米沢上杉祭りの戦果は如何に?
ところで岡崎に転居されるそうで、名古屋とは高速で20分ですので、お会いする機会があるやも知れませんね。楽しみにしております。
総覆輪に菖蒲の青さが映えてきれいですね。
爽やかな香りまで感じられるような画像です。
米沢の戦果はマイナス1本でした???
ご近所さんになりますので今後ともよろしくお願いします。
名古屋遠征、お疲れ様でした!
かつて何でも自分で造れるほにゃぢ殿を羨望のまなざしで見ていた拙者ですが、
今回はさらに遠い存在に思えるほにゃぢ殿のお姿に感服(笑)!
こんばんは、鈴木繁友です。
ほにゃぢ様に左馬之助様ならびに強風歴史祭りにご参加の皆様、お疲れさまでございました。
某、体は回復しましたが、現在片頭痛発生中でありまして
完全復帰には今週いっぱいかかりそうです。
そのせいかどうか、目にも疲れが来ているようで
タイトルを「生ウ●コ」と読んでしまった某を怒らないで下さいね(^^;
ほにゃぢ殿>
過日の「郷土歴史まつり」ご参陣ありがとうございました。
>何でも自分で造れるほにゃぢ殿
奥方が着領しておられた色々威の胴丸と兜を初めて拝見しましたが、感服という言葉以外は見当たりません。独学なんですか? それに9日はまたまた犬山まで甲冑工房をのぞかれ、新たな情報をゲットされてこられたようで。
いずれにしても今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
ではGWは米沢で。
こんばんは、先日の郷土歴史まつりでは遠路はるばるの参陣お疲れ様でした。 当日は黄砂吹き荒れる寒い1日でしたが、まつりの最初から最後まで十分に楽しまれたようで何よりでした。(タロ&ジロ銅像+わんこ武者の画像爆笑しました…^^;) さらに翌日には犬山の甲冑工房にて小川先生と甲冑制作にまつわるいろいろなお話をされたとか、いずれにしても得られたことが大きかったこと本当に良かったですね。 今後の作品大いに期待しております。
[5] ほにゃぢ Eメール 2006/04/13(Thu)-02:11 (No.446)左馬之助さま>
大好きなわんこに近づく手段なのですが
わんこよりも子供達へのウケの方がいいのがちょっと…
ずいぶん早い出発だった割に、ずいぶん遅い帰着だったようですね。
大変でしたね。
鈴木さま>
偏頭痛治りましたか?
某所で見ましたが、猫耳で頭を締め付けすぎたせいでは?
次回(米沢)はわんにゃん2ショットでよろしくです。
東龍さま>
今まで日本甲冑武者隊の方々とお付き合いなかったのが、損していた気がしてなりません。
それほどすばらしい出会いができただけでも今回参加して良かったと思います。
今後ともよろしくお願いします。
米沢も楽しみです。
松澤さま>
都と紀州ではお会いできませんでしたが尾張でお会いするとは、なんだか不思議な感じです。
松澤さま参加の式典を横目で見ながらずっと遊んでいました。
今度は一緒に遊びたいですね。
小川先生には盲を啓かれた思いがします。
誘われるままに今度は熱田の工房にお邪魔しようと思っています。
挨拶遅れて申し訳ありません。
郷土祭りでは、久しぶりに大変お世話になりました。
自作甲冑もよかったし、祭りに夫婦揃って参加できるのはなかなかいいことだと思います。
さて、その時のレポートを我がサイトの戦歴にアップしてので是非ご覧ください。
毎週まつりの生活でしたから
まとめてアップするの大変だったでしょう。
お疲れさまでした。
5月を乗り切ればしばらくは楽できますね?
桶狭間が当選すれば、大騒ぎすることになりますが、今年はまず無理だと思うので、謙信公祭りまでは楽できるはずです(笑)
ほにゃぢ殿
ご無沙汰しております。
胴が完成しましたので、画像を投稿させて頂きます。
製作期間は、約一年も掛かりました。
重量は、7.6sです。
これから兜の製作に移ります。
すばらしい!
撮影者が写りこむほどピカピカの塗り。
引き合わせの武者結び。
完璧ですね。
兜も楽しみです。
すばらしい仕上げですね!
胴への塗りは塗装(ラッカー系?)でしょうか、それとも墨漆でしょうか?
鉄板(金属)への塗装は、“焼き付け塗装”で強固な塗膜を作るのが常道ですが、これだけの面積の焼き付けはかなりの困難を伴うと思うのですが・・因みに私は鉄道模型車両の塗装をラッカーで行って、家庭用オーブンに入れ100度で焼き付けます。鉄道模型の場合、モノが小さいので何とかなりますが、家内には当然、怒られます。
そういえば、甲冑の漆塗りも本漆を焼き付けで行いますね。七輪の上に網を載せて焼き付けている写真をみたことがあります。
ほにゃぢ殿へ
お褒め頂き恐れ入ります。
兜は、2〜3頭まとめて作る予定です。
投稿させて頂きますので宜しくお願いします。
お楽しみに。
橘茂貴殿へ
お褒め頂き恐れ入ります。
塗りは、カシュー塗りです。
専用の下塗り塗料を用いて密着させています。
hinenobati様>初めまして。一海と申します。
hinenobati様の甲冑、拝見させていただきましたが、素晴らしいの一言に尽きます。胴の塗りがと縅糸の縅がとても完璧で、見ていてうっとりしてしまいます。一度実物を拝見してみたいですね〜^^
兜が完成されましたら、是非拝見させてくださいm_m
ぎょへ〜〜!!すごすぎる!!
フルセット完成したらぜひ装着された写真を!!!
それにしても凄い、、。
一海殿へ
初めまして。お褒め頂き恐れ入ります。
妥協したところが多くて、実物を見たらがっかりするかも・・・。
兜の完成は、四ヶ月ほど先になりそうです。
雪谷実次殿へ
毎度お褒め頂き恐れ入ります。
フルセットの完成、いつになることやら・・・。
完成時には投稿させて頂きます。
どこかのお祭りかなんかでお披露目っていうわけにはいきませんか?
>兜は、2〜3頭まとめて作る
同じような工程が多いとまとめて作った方が効率いいですよね。
橘茂貴さま>
臑当を塗った時はオーブンで焼き付けましたが
家庭ではあれぐらいの大きさが限界ですね。
板シコロや胴の矧板クラスになると車屋さんの高熱投光器が必要になりますね。
○竹さんでは使っていました。
そんな作業環境が欲しい。
ほにゃぢ殿へ
一度はイベントに参加と考えておりますが、
兜、籠手、臑当、佩楯、面頬、など作るものが多くて、いつになることやら・・・。
孫市まつりに参加されるとのこと、仕事の都合が付けばお会いしたいと思うのですが・・・。
おお!
お会いしたいですね。
でも、私の和歌山滞在時間はごく短いので無理はなさらないでください。
ちなみにスケジュールは
4/1
7:35 南海和歌山市駅着(バス)
10:00〜16:30 お祭り
17:00〜21:00 大阪駅までお買い物
21:15 南海和歌山市駅発
hinenobati様に質問!!
左脇の蝶番はどうやって作られたのでしょうか?
胴の接ぎ板の端を丸めて筒にして鉄の栓を入れたのですか?それとも別に作った蝶番を鋲で打ち付けているのでしょうか?
雪谷実次様へ
別に作った蝶番を鋲留めしています。
私の蝶番の作り方です。
@必要な大きさに切った鉄板の端をペンチ等でJの字にまげました。
AJの字に曲げた部分に栓にする棒より少し太めの棒を当て、密着するように金槌で形成しました。
Bバイスプライヤーで鉄板と棒をはさみ、しっかり固定した状態で鉄板を手で可能な範囲で少しずつ押し曲げました。
大まかな形になるまで、これをくり返しました。
C棒を刺した状態で万力ではさみ金槌で形成しまた。
Eヤスリがけをして傷をとりました。
E胴に鋲留めしました。
F筒に栓となる棒を差し込みました。
う〜ん、文書で説明するのは難しいです!
不明な点がありましたら、いつでもどうぞ。
早速のお返事有難うございます。
工夫すべき点は冶具となる鉄の棒を加工中、ずれぬようにどう固定するか?というとこでしょうか。
ところで今は何を作られておられるのでしょうか?なんにせよ完成が楽しみです。お怪我に気をつけて。
雪谷実次様へ
>工夫すべき点は……?
はい、そうです。
>今は何を作られておられるのでしょうか?
桃形クンと格闘中です。
かなり手強い!
近いうちにやっつけてやります。
なるほど、蝶番は可動部分なので精度重視で別に作った方がいいのですね。
矧ぎ板の端を丸めて作った方が鉄板の重なりが少なくてすむと思っていました。
蝶番は開閉できてナンボということですよね。
精度、加工のし易さを重視しましたが、
正直なところ、仏胴だから見えないと言うことで、胴前面の矧ぎ板と胴後面の矧ぎ板のラインを正確に合わせていませんでした。
手抜きです。
これでは無理ですね。
次回チャレンジしてみます。